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鹿児島 ドローンレース プロジェクト | 出水ドローンクラブ

ドローンレースとは

ドローンレースの始め方(概要)

ドローンレースの始め方の詳細については、 様々なウェブサイトで解説されていますので、 ここでは概要についてご紹介します。

1 アマチュア無線技士の無線従事者免許を取得する。

レース用ドローンに搭載するVTX(Video Transmitter:映像送信機)を 使用するためには、第四級アマチュア無線技士(略称:4アマ)以上の無線従事者免許が必要になります。 取得の方法は、以下の3パターンと思われます。私は国家試験を受けて取得しました。

パターン1:国家試験に合格する。

 公益財団法人 日本無線協会
 http://www.nichimu.or.jp/

パターン2:講習会を受講する。

 一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会 
 H30講習会日程 https://www.jard.or.jp/yoseikatei/course/schedule/choice.html

パターン3:eラーニングを受講する。

 一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会
 eラーニング https://www.jard.or.jp/eln-center/index.html

2 総務省 電波利用電子申請・届出システムLiteの新規ユーザー登録をする。

後の手続きで必要になるため、ユーザー登録をしておきましょう。
登録には無線従事者免許が必要です。
http://www.denpa.soumu.go.jp/public2/index.html

3 ドローンや必要な機器を購入する。

もっと早い段階で購入しておいても構いません。
この後の4の手続きで、ドローンに搭載するVTXが必要になりますので この段階で必要なものを一式揃えておきましょう。
レース用ドローンは自分でパーツを揃えて組み立てるのが一般的ですが、 周囲に教えてくれる人がいない場合は、完成品を購入した方が手っ取り早いかもしれません。
様々なネットショップで販売されていますが以下の点にご注意ください。

・VTXを含む完成品またはVTX単体を購入する際に、商品に送信機系統図(または開局申請書類)が付属することを必ず確認してください。 アマチュア局開設申請で必要になります。amazonや海外ショップでは付属しない場合があります。 また、国内のショップであっても付属しないことがあります。その場合は、何も記載が無いか、 「国内では使用しないでください。」等と書いてあります。そのような商品は、始めのうちは避けた方が良いでしょう。

・当クラブ(鹿児島ドローンレースプロジェクト)では、飛行重量200g未満のドローンの使用を推奨していますが、 ネットショップの製品情報でドローンの機体重量が記載されている場合、バッテリーを含まない重量の可能性があります。 バッテリーの重量は、容量や電圧で異なりますが50〜70g程を考えておくと良いと思います。

4 アマチュア局の開局保証を取得する。

次項5のアマチュア局の開設手続きの前に、アマチュア局の保証手続きが必要です。
保証手続きは、次のいずれかの機関に依頼します。
・一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)
 https://www.jard.or.jp/warranty/index.html
・TSS保証事業部
 http://tsscom.co.jp/tss/

5 総務省 電波利用電子申請・届出システムLiteを使用して開局申請を行う。

前項4で得た保証書類を用いて開局申請を行います。
http://www.denpa.soumu.go.jp/public2/index.html
無事に手続きが終わったら、アマチュア無線局免許状等が郵送され、必要な手続きは終了です。

参考にしたサイト

私も手続きの際は、様々なサイトを参考にさせていただきました。
その一部をご紹介します。

空物初心者がドローンを楽しんでみる
http://droneflight.techblog.jp/archives/12786836.html

BE INTO DRONE
https://drone.beinto.xyz/

FPVドローンレースまでのステップB無線局開局の申請方法(電子申請版)
https://drone.beinto.xyz/drone-race/online-apply-to-open-radio-station/